2018年 03月 21日
「弁慶、パリ・オペラ座を歌舞く」 |
「弁慶、パリ・オペラ座を歌舞く」
BSの再放送を観たのだが、在りし日の市川団十郎と海老蔵が、弁慶と冨樫を交互にやって、市川亀治郎(猿之助)が判官という配役。地味にならない演出でオペラ用の正方形に近い舞台に花道はなく、松葉目物の老松は墨絵風と工夫を凝らす様がドキュメンタリーとして描いかれ、貴重だし、見応えがあった。勲章を授与した後で、海老蔵さんは「まだまだだなと痛感する日が年に何度かあるが、今日はその日だった」無邪気に喜べないことについて「そういうのが好きなんでしょうね」とコメントしていたのが印象的だった。
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by n7ms
| 2018-03-21 18:43